【2023年最新版】ドコモ電話番号変更、困ることは?必要書類と手数料について-改番はこちら参照

迷惑電話や間違い電話などの理由で、現在ドコモで利用中の電話番号を変更(改番)したいとお考えの方はいらっしゃるでしょう。

今回はドコモの電話番号の変更方法と手数料についてご紹介したいと思います。



ドコモ電話番号変更の方法

全国のドコモショップにて改番手続きを行うことができます。しかし、量販店やワールドカウンターなど特殊な店舗では改番手続きを行うことができない場合がありますのでご注意ください。また、オンラインやインフォメーションセンターでの手続きはできません。

ドコモショップにて「電話番号を変更したい」旨を伝えると、店員さんからは変更理由などヒアリングされます。その際よほどのことがなければ変更は可能ですが、店舗によっては理由次第では番号の変更ができない場合があるとのこと。一応念の為に「迷惑電話が多い」などと簡単に理由を言った方が間違い無いでしょう。ただし、改番の手続きを断る行為自体にドコモショップには何のメリットもありませんので、まず番号変更をしてくれるでしょう。

改番手続き自体はショップの窓口ですぐに行ってくれます。かかる時間としては10分程度で終わります。

電話番号変更にかかる手数料

改番理由 料金
迷惑電話など 2,000円(税抜)
間違い電話 0円
下4桁番号選べるオプション 上記料金+300円(税抜)

 

こちらは筆者の体験談になりますが、番号変更する理由が間違い電話の場合のみ手数料がかかりません。以前利用していた番号の話ですが、ある日をきっかけに間違い電話がほぼ毎日かかってきました。おそらく電話をよく利用する人と番号が似ていたのでしょう。さすがに困ってしまいましたので番号変更の手続きをドコモショップにでしてきました。手続き中に変更理由を聞かれ、「間違い電話」と伝えると「今回は無料になります」とのこと。理由次第で料金が変わりますが、くれぐれも悪用はしないようにしましょう。

また支払いに関しては、原則ドコモショップの窓口ではなく、翌月の携帯料金の支払いと合わせて請求されます。

 

電話番号の選択方法

ドコモで電話番号を変更する際、「下4桁番号選べるオプション」があります。

300円(税抜)で下4桁を好きな番号に変更することができますが、こちらも注意する点があります。

下4桁番号選べるオプション

・番号検索は最大3回まで

4桁のゾロ目の検索は不可

・複数の携帯電話の番号変更をする際、連番での変更は不可

 

電話番号変更時の必要書類

契約者本人がドコモショップで手続きをする場合

契約者本人が手続きをする場合

・ネットワーク暗証番号(契約時に決めた4桁の番号) or  運転免許証、個人番号カード、健康保険証などの原本

・電話番号変更を行うドコモSIMカード

 

代理人が手続きをする場合

・契約者本人の 運転免許証、個人番号カード、健康保険証のコピー

・電話番号変更を行うドコモSIMカード

・代理人の運転免許証、個人番号カード、健康保険証などの原本

・委任状、電話確認

 

どれか一つでも書類が不足していると手続きをしてもらえません。特に代理人が手続きに行く際、委任状や電話確認が必要で、委任状はドコモのテンプレートがありますのでそちらを提出してください(ドコモHPもしくはドコモショップで手に入ります)。また電話確認は手続き中にドコモショップから契約者本人に電話が入ります。SIMカードは当日代理人の方が預かる形になりますので、契約者は自宅などでいつでも電話がつながるよう待機しておく必要があります。

電話番号変更時の注意事項

電話番号の変更は実は結構大変なことで注意事項がたくさんあります。窓口での手続き時間のほとんどが注意事項になるくらいですので事前に確認しておきましょう。

ドコモメールアドレスが変わる

電話番号を変更すると同時に、ドコモメールアドレスも初期化されて英数字の羅列のメールアドレスに変更されます。最近ではLINEでやり取りするから大丈夫だと油断してしまいがちですが、ドコモのアドレスを使って企業やお店などのサイト登録をしていると、そのサイトにログインできなくなってしまったり、自動解約する危険性がありますので、事前に登録してあるサイトなどで「アドレス変更時の注意」などを確認しておく方が良いでしょう。

同じアドレスを継続利用する方法

中には電話番号だけ変更して、ドコモアドレスはそのままがいいという方も少なくは無いでしょう。本来であればドコモアドレスも初期化されてしまいますが、ここでは少々面倒な作業にはなりますが同じドコモアドレスを使う方法をご紹介します。

1.現在利用中のドコモアドレスを変更し、24時間待つ

2.再度ドコモアドレスの変更を行う

3.電話番号変更の手続きをドコモショップにて行う

4.新しい電話番号になったら、元のドコモアドレスに変更をする

 

電話番号変更のルールに「1つ前のドコモアドレスは180日間利用することができない」というものがあります。事前にアドレス変更を2回することでこのルールを回避することができます。

キャリアメールが全て消える

電話番号変更前に送られてきたキャリア宛のメール(ドコモメール)は全て削除されます。

消えると困るドコモメールに関しては、電話番号変更前にバックアップを取っておきましょう。ドコモメールは基本的に電話番号に付随してドコモクラウドというところに保存されているため、番号が変更されると同時にドコモクラウド内のメールが全て消えてしまいます。バックアップはSDカードや別端末への移行がおすすめですが、両方とも用意できない方は必要なメールのみスクリーンショットで画像ごと保存することもできます。

その他注意事項

ドコモクラウドに登録してあるデータが消える

先ほどのキャリアメールが全て消える内容と電話番号を変更するとドコモクラウドに預けてあるデータが全て消えます。主に、電話帳、ドコモメール、dフォトなどに預けてあるデータが全て消えます。先ほどのキャリアメールと同様ドコモクラウドから本体や別端末、SDカードに移行しておく必要があります。

有料・無料登録サイトなどが自動解約されてしまう

電話番号変更を行うとdTVやdマガジンなどドコモが提供している有料サービスが自動解約になります。もし初回31日間無料時に電話番号変更し、再度dTVなどを契約すると無料キャンペーンは終了してしまいます。

最近では、電話番号やメールアドレスを利用して会員登録をするサイトが増えてきています。フリーのアドレスで登録していれば問題ありませんが、電話番号、ドコモのアドレスで会員登録していると自動解約になる恐れがあります。電話番号変更手続き前にサイトで「電話番号やメールアドレスが変更になる場合」の注意を確認しておきましょう。

また有料サイトに関しては、自動解約後再度登録すると2重請求になる場合がありますので、その点も注意しましょう。

ダウンロードしてある著作権コンテンツが利用できなくなる

スマートフォン、SPモードケータイの電話番号の変更を行うとダウンロードしてある著作権コンテンツ(動画・アプリ)などが利用できなくなります。また、SDカードに保存してある著作権コンテンツも利用できなくなります。これはドコモの電話番号ごとに管理されているため、このようなことが起きてしまいます。

スマートフォン、SPモードケータイで利用しているLINEなどのアプリは、電話番号変更前に手続きを行っていない場合、ログインができなくなる可能性があるため注意が必要です。こちらの注意に関しては基本的にドコモショップでの説明はありません。事前に登録してあるアプリ先での確認が必要になります。



まとめ

いかかでしょうか。電話番号を変更するだけでも注意しなければいけないことがたくさんありますね。簡単にまとめると以下のようになります。

・手続き場所はドコモショップのみ

・手数料は基本2,000円

・手続きは本人でも代理人でもできるが必要書類に注意

・電話帳やメールが消える場合があるので、事前にデータのバックアップがおすすめ

 

最近のドコモショップは予約優先制度が導入されているため、予約なしで来店すると待ち時間が非常に長くなる場合があります。そしていざ手続きに入ったところで必要書類が不足していることが発覚すると、せっかく長時間待ったのに手続きしてもらえなかったということもありますので事前に書類の確認を十分にしてからショップへ行くことをお勧めします。