ドコモ契約者死亡による解約手続き 必要書類などまとめ

契約者が死亡した際、家族など残された方々で携帯電話の解約をしなければなりません。
docomoでの携帯電話解約の際どのような手続きや書類が必要になるのか、わかりやすくまとめましたのでご参照ください。

契約者死亡によるドコモ携帯電話解約の方法

全国のドコモショップにて解約の手続きができます。しかし、量販店やワールドカウンターなど一部特殊な店舗では解約手続きを行うことができませんのでご注意ください。また、オンラインショップやインフォメーションセンターによる解約もできません。

ドコモショップにて「契約者が死亡したため解約をしたい」旨を伝えると、必要書類確認後解約手続きを行ってくれます。(必要書類は下の章で紹介)

ちなみに契約者が死亡した際は「解約」「承継」の2つの手続きが可能です。

  • 解約・・・携帯電話の解約。その場で使用不可になる。
  • 承継・・・携帯電話の契約を家族が引き継ぎ、契約の継続を行う手続き。

今回は解約の手続きについて紹介します。(承継の場合は必要書類が異なりますのでご注意ください)

また、解約にかかる時間は10分〜30程度になります。(死亡した契約者の番号がファミリー割引等代表番号の場合、次の代表番号を決める必要がある場合があります)

契約者死亡による解約にかかる金額

 

解約金 0円
手数料 0円
月額料金 解約日までに利用した料金
端末分割残金 翌月以降引き落としorその場で一括払い

※契約者死亡時、定期契約中の解約でも解約金はかかりません。
※月額料金は翌月請求されます。

定期契約中でも解約金は一切かかりません。しかし解約日までの月額料金および分割残金はかかりますのでご注意ください。月額料金に関しては解約月の1〜2ヶ月後までに今まで利用していた口座から引き落としされますので、しばらく口座の解約はしないようご注意ください。万が一引き落としできなかった場合は後日ドコモから請求書が「請求書送付先住所」に送付されます。

 

契約者死亡による解約手続きの必要書類

 

必要書類など
  1. 契約者の本人確認書類(運転免許証など) もしくは 契約者名と解約する電話番号の口頭確認
  2. 死亡の事実が確認できる書類(死亡届や葬儀の案内状など)
  3. 解約する携帯電話本体(SIMカード)
  4. 来店される方の本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)

 

以上の4点になります。具体的に何を持っていけばいいかは下記をご覧ください。

 

1.契約者の本人確認書類

運転免許証やマイナンバーカード(原本)

持っていない場合は口頭による「解約する番号の契約者名と解約する電話番号」の確認で大丈夫です。

 

2.死亡の事実が確認できる書類

契約者本人が死亡したと確認できる書類(コピー可能)

  • 葬儀の案内状
  • 死亡診断書
  • お香典のお礼状
  • 死体火葬許可証
  • 除名した戸籍謄本
  • 除名した住民票

 

3.解約する携帯電話本体(SIMカード)

こちらはSIMカードのみでも可能です。というよりSIMカードが必要になります。

稀に解約する携帯電話の中に別のSIMカードが入っている場合があるとのことですので、十分ご注意ください。
一度解約する前に、解約番号に電話をかけてみるといいです。

 

4.来店される方の本人確認書類

こちらは原本が必要になります。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード

のいずれか1点

 

上記を持っていない場合

  • 健康保険証
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード(または)外国人登録証明書

のいずれか1点と補助書類が必要

【補助書類】

  • 公共料金領収書(現住所が記載されている発行3ヶ月以内のもの)
  • 住民票(現住所が記載されている発行3ヶ月いないのものでかつ、「マイナンバー(個人番号)」の記載がないもの)

 

どれか一つでも書類が不足していると手続きをしてもらえません。必ず確認してからドコモショップへ行くことをオススメします。

解約時の注意点

 

dポイントについて

dポイントは解約と同時に失効します。

解約する番号がファミリー割引代表だった場合

そのまま解約するとファミリー割引はなくなります。自動的に分断されるため「ファミリー割引を利用した料金プラン」を家族がしていた場合家族のプランも自動解約になります。

契約者死亡時、ドコモショップではあくまでも「解約」「承継」のどちらかしかしてもらえません。(契約者に断りなく勝手に代表変更やプラン変更が行えないため)
もしファミリー割引やプランの変更や確認をしたい場合は、一度「承継」をして家族が確認、変更手続き後解約することをオススメします。

 

解約する番号が支払い代表だった場合

こちらもファミリー割引同様、そのまま解約するとまとめての支払いはなくなり、その後請求書やもともと個々に登録してある支払い方法が反映されます。

今後今まで通り家族まとめて支払いを継続する場合は、解約後新たな代表者が支払いの代表になる手続きをする必要があります。

 

携帯電話本体について

ドコモショップに回収されることはありません。ただしデータがSIMカードに反映されているものであればデータが消えてしまう可能性があるため事前に別の媒体に記録しておくことをオススメします。

また希望であればデータ初期化後端末回収もしてくれます。

 

まとめ

いかがでしょうか。契約者死亡時の解約は解約する番号が代表でなければスムーズにできると思います。簡単にまとめると以下のようになります。

  • 手続きはドコモショップのみ
  • 解約にかかる料金は0円。ただし解約月までの使用料や分割残金があれば支払いは発生
  • 来店者は家族でも家族以外でも可能
  • 必要書類に注意(原本の書類もある)
  • ファミリー割引や支払いの代表だった場合、確認や変更手続きが必要

 

最近のドコモショップは予約優先制度が導入されているため、予約なしで来店すると非常に待ち時間が長くなる場合があります。解約の場合、月初に行っても月末に行っても解約月の使用料は変わりませんが、もし代表変更など行う場合、別で手続きが必要になるためなるべく早めに来店することをオススメします。
またいざ自分の順番が来た時に書類が不足していて手続きが行えない場合もありますので事前に書類の確認を十分にしてからショップへ行くことをオススメします。