ハルトコーティングの値段や評判 効果は? 施工後1年経過したスマホは今どうなってる?何年まで平気なの?
ハルトコーティングについてまとめました。値段や効果、わかりやすく写真などで解説していますのでご覧ください。
また、実際にハルトコーティングをして1年が経過したスマホについてもご紹介します。
コーティング済みのスマホが今どうなっているのかご紹介いたします。
その前に、ハルトコーティングとは何か?
スマホに「塗る」タイプのコーティング強化ガラス
スマホフィルムのように「貼る」タイプではなく、スマホそのものに車コーティングのように「塗る」タイプの“スマホ一体型強化剤”です。フィルムとは違うので貼る際に失敗することがなかったり、厚みが全くないので自然な見た目のままスマホを使用することができます。
- ガラスフィルムより割れにくい
- 厚みがないためタッチパネルの感度が落ちない
- どのケースにも合わせられる(フィルムだとケースに干渉し剥がれる場合がある)
- どのスマホにも対応できる
- フィルムと違い途中で剥がれる心配がない
- 見た目が変わらないため自然で綺麗なスマホのまま使用できる
価格
- スマホ画面のみ 4,000円+税
- スマホ両面 6,000円+税
- タブレット画面のみ 6,000円+税
- タブレット両面 9,000円+税
お店によって3,000円〜というお店があったり、乗り換えや新規購入で無料サービスがあるお店もあります。
ガラスフィルムが平均3,000円ということもありやや高いように感じますが、万が一破損してしまった際、修理に出すという手間や修理費を考えると決して高いものとも言えませんね。
施工時間
- スマホ画面のみ 10〜20分ほど
- スマホ両面 20〜30分ほど
- タブレット画面のみ 20〜30分ほど
- タブレット両面 30〜40分ほど
施工は店員さんが行ってくれます。フィルムの場合、ドコモショップでは自分で貼らなければいけないので失敗の可能性がありますが、ハルトコーティングはプロが施工してくれるため失敗がないので安心です。
もくじ
動画で解説ハルトコーティングの強度!鉄球を高さ180cmから落としても割れない画面強度
施工なしスマホとハルトコーティング施工スマホの強度の違いがわかります。
順番に鉄球を落とし、だんだん高さを上げていって強度を試す実験をしています。ハルトなしのスマホは高さ100cmで割れてしまい、ハルトありのスマホは180cmでも割れない結果になっています。
ハルトコーティング公式HP より引用
ハルトコーティングはノーベル賞受賞技術を応用し、粒子のナノ化に成功しました。膜厚は一塗りで、なんと0.2~0.3マイクロメートル!車の塗装が130~150マイクロメートルなので、被膜が非常に薄いということがわかります。
この小さな粒子が、通常のガラスコーティング剤では入り込めなかったような素材細部まで届き、施工面の粒子1つ1つと結合。これにより素材の小さな凹凸を埋めて耐久性を強化することができます。
また、表面に膜が張ることによって酸化被膜の形成を防ぎ、輝きをより長く持続させます。
汚れが落ちやすくなり、素材の色に深みが増す。
通常、チリや油分などの汚れは素材の奥深くまで入り込んでしまいます。ハルトを施工した場合、素材細部までガラス被膜が形成され、汚れが奥まで入りにくくなることで清掃が楽になります。
なおハルトは施工から20日前後で撥水性(水を弾く性質)から親水性(水に馴染みやすい性質)に変化します。そのため水を含ませた布で拭き取るだけで、水が汚れを絡め取って落としてくれます。
更に素材細部に入り込んだ粒子が本来の色を引き出し、コーティング前よりも色に深みを持たせます。
ハルトコーティングは他のガラスコーティングとは異なり、より細かい粒子を使用しているため、スマホの細部に粒子が入り込んでいき「より頑丈なスマホ」になっていきます。
さらに粒子は人間の目では見えないレベルの大きさのためフィルムとは違い“貼ってある感”がありません。むしろコーティングした箇所はツルツルで見た目も綺麗になり他のスマホとは違う輝きを持ちます。
ガラスフィルムとの比較 メリットデメリット
メリット
- ガラスフィルムと同じ9Hの強度を持ち、スマホが割れにくい
- 塗るタイプのため見た目が気にならない
- タッチの感度に影響がない
- フィルムを貼る際の失敗がない
- 画面だけではなく背面など、本体全体のコーティングが可能
- 両面にコーティングした際、スマホのどの面から衝撃が入っても割れにくい
- どの機種でも対応できる
- 厚みがないためケースに干渉しない
- フィルムの縁などにホコリや汚れがたまる心配がない
- 画面映りが綺麗なまま
- コーティングの上にコーティング、コーティング上にフィルムも貼れるためとにかく心配な方は2重で保護することも可能
デメリット
- ガラスフィルム同様100%割れない訳ではない
- コーティングしていない箇所に衝撃が入ると普通に割れる場合がある
- 見た目ではコーティングの精度や効果がわからない
- メーカー修理の場合、コーティングがしてあると修理受付をしてもらえない場合がある
- ガラスフィルムならではの効果(サラサラな触り心地、ブルーライトカットなど)はない
- ガラスフィルムの場合「身代わりでフィルムが割れてくれる」ことがあるが、ハルトコーティングにはない
コーティング後1年経過したスマホは?
では実際にコーティング後1年経過したスマホは現在どうなっているのか写真で見てみましょう。
2019年4月コーティング直後のスマホ
見た目がかなりツルツルで綺麗です。
正直コーティングしてあるのかわかりませんが、それがハルトコーティングのいいところだと思って使用しています。
2020年7月コーティングから1年3ヶ月経過のスマホ
1年3ヶ月経過しましたが、見た目は変わらずツルツルで綺麗なままです。
普段はバンパーというケースをつけて使用しています。使用者である筆者はおっちょこちょいな性格で、スマホを坂から落としてしまったり、カバンから落としてしまうことが多いですが、1年3ヶ月経過した現在気になる傷がなければ当然修理もしていません。(前回使用していたiPhone7は2回修理、前々回のiPhone6は3回修理経験)
まとめ
- 1年で1回は修理するタイプの人間がハルトコーティングをすると、修理をしなくなった
- 施工前のスマホよりも触り心地は滑らかで、ゲームやフリック入力を多用する人にはオススメ
- コーティングで間違いなく強度は増すが、ガラスフィルム同様割れるときは割れる場合もある
- 見た目ではコーティングの効果がわからないので、“フィルムが貼ってある安心感”はない
- 長期間使っていると気になってくる汚れは、布で拭き取るだけで施工直後の綺麗なスマホに元通りになる
年1で画面破損による修理をしている人間が1年3ヶ月経過した現在、まだ修理をしていません。特に現在使用しているiPhone XSは、今まで使用していたiPhone7などよりも大きくもあり重量感もあるため、落としやすかったり壊れやすかったりするのですが、コーティングのおかげで破損も修理もありません。
修理すると補償に加入していても修理代金1回6,000円くらいかかりますので余計な費用と時間がかからないところがいいです。
ただ口コミなどをみていると「コーティングしたのに割れた!」「ポケットの高さから落としたら普通に割れた」などの声も見かけます。
ガラスフィルム同様割れるときは割れます。おまじない程度に思っておくことが良いでしょう。